「until」と「till」は、どちらも「〜まで」という意味で使われる前置詞や接続詞ですが、その違いや使い分けに迷うことはありませんか?実は、 until と till の違い は、その意味や使い方の根本に関わるものではありません。どちらも同じ意味で使われることがほとんどですが、ニュアンスやフォーマルさに違いがあります。このコラムでは、そんな「until と till の違い」を、皆さんがスッキリ理解できるように、詳しく解説していきます!
until と till の基本的な意味と役割
まず、until と till の一番基本的なところから見ていきましょう。この二つの単語は、時間の経過やある状態が続くことを示す際に使われます。例えば、「彼が来るまで待とう」という時、「Wait until he comes.」や「Wait till he comes.」のように、どちらを使っても意味は通じます。
ここで重要なのは、 until と till の違い というよりは、それぞれの単語が持つ「ニュアンス」や「使われる場面」に注目することです。一般的に、until の方がややフォーマルな響きがあり、till の方がインフォーマルな響きがあります。これは、日常会話ではtill がよく使われ、書き言葉や改まった場面ではuntil が選ばれる傾向があるからです。
具体的に、until と till がどのように使われるか、いくつか例を見てみましょう。
- Wait until sunset. (日没まで待ってください。)
- The shop is open till 9 p.m. (その店は夜9時まで開いています。)
- She worked on the project until Friday. (彼女は金曜日までそのプロジェクトに取り組みました。)
- I'll stay here till you're back. (君が戻ってくるまでここにいるよ。)
until と till のフォーマルさとインフォーマルさ
先ほども少し触れましたが、until と till の違いを理解する上で、フォーマルさとインフォーマルさの度合いは大きなポイントです。until は、より正式な文脈で使われることが多く、ビジネス文書や学術的な文章、丁寧な話し言葉などでよく見かけます。
一方、till はより口語的で、友人との会話やカジュアルなメール、日記など、気兼ねなく使える場面で頻繁に登場します。例えば、友達に「また後でね!」と言うときに、「See you till later!」と言うよりは、「See you later!」と言うのが自然で、ここでもtill が省略されている場合もあります。
この違いを理解しておくと、文章を書くときや、誰かとのコミュニケーションを取るときに、より適切な言葉遣いができるようになります。
until と till の省略形:'til
さらに、until や till の省略形として、'til という形も存在します。これは、さらにインフォーマルな響きを持ち、特に詩や歌の歌詞、あるいは非常にくだけた会話で使われることがあります。例えば、「'Til death do us part.」という表現は、「死が二人を分かつまで」という意味で、結婚式の誓いの言葉などでも使われますが、これは非常にロマンチックで改まった場面でも使われます。しかし、一般的には、'til はよりくだけた場面での使用が一般的です。
この 'til という形は、発音をそのまま文字にしたようなもので、口語的な響きを強調したい場合に効果的です。ただし、ビジネスシーンや公的な文書では避けた方が無難でしょう。
until と till の前置詞としての使い方
until と till は、どちらも「〜まで」という時間的な範囲を示す前置詞として非常によく使われます。これは、ある時点や期間の終了まで、行動や状態が続くことを表す場合です。
例えば、
- I'll wait here until 5 o'clock. (私は5時までここにいます。)
- The sale lasts till the end of the month. (セールは月末まで続きます。)
このように、後ろに時間や日付、期間を示す名詞句が続きます。
until と till の接続詞としての使い方
until と till は、前置詞としてだけでなく、接続詞としても使うことができます。この場合、後ろには節(主語と動詞を含む文)が続き、ある出来事が起こるまで、別の出来事が続くことを表します。
いくつか例を挙げてみましょう。
| until/till | 節 | 意味 |
|---|---|---|
| until | she arrived | 彼女が到着するまで |
| till | the movie finished | 映画が終わるまで |
例えば、「She waited until he called.」は、「彼女は彼が電話するまで待っていた。」という意味になります。
until と till の否定文との組み合わせ
until と till は、否定文と組み合わせて使うときに、少し注意が必要です。特に、「〜しない」という意味の否定文と組み合わせると、「〜するまで〜しない」という二重否定のような形になり、意味が逆転することがあります。
例えば、「I will not leave until you apologize.」という文は、「あなたが謝るまで、私は帰りません。」という意味になります。これは、「あなたが謝るまでは、私はここを離れない」ということなので、結果として「謝ってから帰る」という意味合いになります。
この場合、:
- 主語 + will not + 動詞 + until/till + 節
- 主語 + do/does not + 動詞 + until/till + 節
といった構造になり、否定のニュアンスが「until/till」より前の部分にかかることを意識しましょう。
until と till の使い分けまとめ
ここまで「until と till の違い」について、その意味や使い方、ニュアンスの違いを見てきました。改めてまとめると、
- 意味は基本的に同じ: どちらも「〜まで」という意味で使われる。
- フォーマルさの違い: until はややフォーマル、till はインフォーマル。
- 省略形: 'til というさらにインフォーマルな形もある。
- 品詞: 前置詞としても接続詞としても使える。
という点が重要です。
「until と till の違い」は、どちらか一方が絶対的に正しく、もう一方が間違っている、ということではありません。文脈や伝えたいニュアンスによって、より適切な方を選ぶことが大切です。
基本的には、迷ったらuntil を使っておけば間違いありません。しかし、友達との会話など、リラックスした場面ではtill を使うと、より自然で親しみやすい印象を与えることができるでしょう。
「until と till の違い」について、これでスッキリ理解できたでしょうか?これからは、自信を持って使い分けて、英語でのコミュニケーションを楽しんでくださいね!