「who」と「whom」、どちらを使えばいいのか迷ったことはありませんか? 実はこの二つの単語、似ているようで実は使い方が違うんです。「who と whom の 違い」をしっかり理解することで、あなたの英語表現はもっと豊かになりますよ。

「who」と「whom」の基本的な役割

「who」と「whom」は、どちらも「誰」を尋ねる疑問詞です。しかし、文の中での役割が異なります。簡単に言うと、「who」は主語になる時、「whom」は目的語になる時に使われることが多いのです。

例えば、こんな文を考えてみましょう。

  • Who is calling? (誰が電話していますか?) → ここでの「Who」は、電話している「主語」を尋ねています。
  • To whom are you speaking? (あなたは誰に話していますか?) → ここでの「whom」は、話している相手という「目的語」を尋ねています。

この「主語か目的語か」という点が、「who と whom の 違い」を理解する上でとても大切です。

疑問詞 主な役割
who 主語 Who is there? (そこに誰かいますか?)
whom 目的語 Whom did you see? (あなたは誰に会いましたか?)

「who」が主語として使われる場面

「who」は、動作をする人や、状態を表す主語を尋ねる時に使われます。「~は誰?」と聞きたい時にぴったりです。

いくつか例を見てみましょう。

  1. Who wrote this book? (この本を書いたのは誰ですか?) → 「書いた」という動作をする人、つまり主語を尋ねています。
  2. Who is the tallest person in your class? (あなたのクラスで一番背が高いのは誰ですか?) → 「一番背が高い」という状態を表す主語を尋ねています。

「who」を使うときは、文の主語が誰なのかを意識すると間違いが減ります。

「whom」が目的語として使われる場面

「whom」は、動詞の対象となる人、つまり目的語を尋ねる時に使われます。「~を誰に?」や「~を誰が?」といったニュアンスになります。

具体的には、以下のようなケースで使われます。

  • Whom did you meet yesterday? (あなたは昨日、誰に会いましたか?) → 「会った」という動作の対象(目的語)を尋ねています。
  • Whom should I ask? (誰に尋ねればいいですか?) → 「尋ねる」という動作の対象(目的語)を尋ねています。
「who」か「whom」か? 理由
_____ ate the last cookie? who 「食べた」という動作の主語を尋ねているから。
To _____ did you give the present? whom 「与えた」という動作の対象(誰に)を尋ねているから。(前置詞 "to" があることもヒント)

前置詞との関係性

「whom」は、前置詞(at, for, with, toなど)の後によく使われます。前置詞は、名詞や代名詞を文の他の部分とつなぐ役割をしますが、その「対象」を尋ねる際に「whom」が使われるのです。

例えば:

  • With whom are you going to the party? (あなたは誰とパーティーに行くのですか?) → 「with(~と)」という前置詞の対象を尋ねています。
  • For whom is this gift? (このプレゼントは誰のためのものですか?) → 「for(~のために)」という前置詞の対象を尋ねています。

前置詞が文の最後に来る場合でも、「whom」が使われることがあります。

現代英語での「whom」の使用頻度

実は、現代の話し言葉では、「whom」の使用頻度は減ってきています。特にカジュアルな場面では、「who」で代用されることが多くなっています。

例えば:

  1. Who did you see? (誰に会いましたか?) → 本来なら whom を使うべきですが、who が使われることが一般的になっています。
  2. Who are you talking to? (誰と話していますか?) → こちらも、本来は "To whom are you talking?" が文法的に正しいですが、"Who are you talking to?" がよく使われます。

ただし、フォーマルな場面や書き言葉では、依然として「whom」が正確な使い方とされています。

「who」と「whom」を使い分けるための簡単なチェック方法

迷った時には、この簡単な方法を試してみてください。

  • 「彼/彼女」に置き換えられるか?
  • 「彼/彼女」に置き換えられて、文の主語になるなら「who」。
  • 「彼/彼女」に置き換えられて、文の目的語(~を、~に)になるなら「whom」。

例:

  • Who is coming? → He is coming. (主語) → who
  • Whom did you call? → I called him. (目的語) → whom

この置き換えテストは、非常に強力な助けになります。

まとめ:who と whom の 違いをマスターしよう!

「who」は主語、「whom」は目的語。そして、現代では「whom」の代わりに「who」が使われることも多い、ということを覚えておきましょう。フォーマルな場面では「whom」を正しく使えると、より洗練された印象を与えられます。今日から「who と whom の 違い」を意識して、英語の疑問詞を使いこなせるようになりましょう!

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